ちーむべりぃぐっと!

〜あなたとわたし つなげるぐっと!〜 東北応援、防災喚起 などの活動を行なっている、東京都の工学院高校生のボランティアグループです

祝一周年!~べりぃぐっと!の軌跡~

本日11月18日でちーむべりぃぐっと!は一周年を迎えました。

チーム結成から早(?)一年。思い返せば、昨年11月6日、気仙沼の元消防士佐藤誠悦さんとの出会いがすべての始まりでした。その直後行った、研修旅行でお世話になった「NPO法人まなびのたね」の伊勢さん。12月の女川取材でお世話になった、女川町観光協会の方や、町の皆さん。八王子の道の駅や、みずき通りで女川復興支援の販売会などを行っている「HOP(八王子×女川復興支援プロジェクト)」の方々、防災教室でお世話になった、楢原小学校の校長先生三鷹で防災イベントを行っている、山崎さんをはじめ「やろうよこどもぼうさい」の皆さん。

僕たちは、これだけ多くの方々のご協力と、応援のおかげでここまできました。本当にありがとうございます。

振り返ってみると、この一年は、すっごく長かったです。東北関係や防災関係など、様々なプロジェクトに挑戦してきたため、なんだかもう何年もずっとやってきているような気がします。

 

一周年ということで、「べりぃぐっと!の軌跡」をまとめてみました

2017/11/6

気仙沼の元消防士、佐藤誠悦さん来校、講演会。一緒に食事する機会を頂き、震災や防災についてのお話を聞かせていただく。東北、防災へ関心が深まる。この佐藤さんの口癖「ベリーグッド!」がのちにチーム名となる。

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11/13~11/16

プロジェクトツアーin宮城。学校の研修旅行で、女川、雄勝石巻、松島を回る。東北が大好きになる。また、東北の方々に触れて、東北のために自分たちがなにかしたい、と思う。

11/18

チーム結成。当初は、東北の復興応援が主な活動。

12/23

プロジェクトツアーでお世話になった、女川町観光協会の方からお話を頂き、おながわ冬のまつりに参加。日帰りの弾丸スケジュールで女川町の方に取材。

東北で取材していると、「自分たちの防災意識がもっと高ければ、死傷者を減らせたかもしれない」「ほかの人達には、同じ思いをさせたくはない」というような、声を聴くことが多く、自分たちに防災が必要だと気づく。

2018/3/12

八王子市内小学校で、防災教室。朝の朝礼の時間に15分の震災と防災に関するプレゼンを行う。「防災を伝える」となったときに、小さいころから防災に関心を持ってもらいたいということで、小学生を中心に防災啓発活動を行うことになる。

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3/16

「女川町~復幸の軌跡~」完成。おながわ冬のまつりの取材と、女川町役場の方の協力を得て、女川町復興ドキュメンタリーを作成。YouTubeで公開。また、女川復幸祭の期間、女川町観光協会で放映。

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3/31~4/1

道の駅滝山での、女川物産展でお手伝い。HOPの方たちと一緒に、女川の水産加工品を販売。

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4/22

みずき通りでの、女川ブースのお手伝い。

5/16

活動停止

7/6

活動再開

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7/21

防災啓発映画「いつか君の花明かりには」上映会に参加。「防災はやらせるものではない。防災をやりたくなる映画」という新たな考えかたに刺激を受ける。また、監督でもある防災士の山崎さんと出会う。

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9/17

八王子市内の小学校のPTA防災会議に参加。避難シュミレーションゲームを実施。

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10/13

八王子市内小学校の防災キャンプに参加。避難シュミレーションゲームを実施。

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10/21

みずき通りでの、女川ブースのお手伝い。

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10/28

三鷹市総合防災訓練に参加。山崎さんの「やろうよこどもぼうさい」ブースのお手伝い。

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11/18

いちょう祭での、女川ブースのお手伝い。

 

一周年を迎えて。メンバーからのコメント

プロジェクトツアーをきっかけにできたグループ「行くぜ東北」が「チームべりーぐっと」となりこんなにも範囲を広げて活動していることにとても驚いています。思い返せば、結成したての時は地震津波をテーマにした動画を制作していましたが、女川の日帰り旅行や道の駅での物産展などでの「出会い」を通してより女川に貢献できる活動が増えたと思います。また最近は防災意識を高める活動も立ち上げました。地域貢献にもなるし、防災をすることは地震の被害を受けた方の1番の願いだと思うのでこれからもこの活動広げていきたいと思います。また、今まで培ってきた繋がりと動画などを通しての情報発信を組み合わせていくことでよりべりーぐっとなグループに出来るのではないかと思います。ー星野

 

僕は、今までの活動で、様々な事にトライしてきました。例えば、復幸の軌跡や道の駅の女川イベントのCMの製作、最近は首都直下地震や防災に関するプレゼン、防災シュミレーションゲームをチームメイトと協力して行ったりしました。今までは八王子で活動をしていましたが、これからは八王子だけでなく、そして沢山の人へ防災の大切さ等を発信出来たらいいと思います。ーファウツ

 

今日までこのチームを結成しなければ経験できないような活動を数多くしてきました。女川町のドキュメンタリー作成や販売のお手伝い、さらには三鷹の防災のお手伝いまで幅広い分野に挑戦してきました。とくに復興ドキュメンタリーは日本だけでなく英語版を作り海外にも発信したり、避難シュミレーションゲームでは普段聞けないような大人の方の意見も聞けたりと、一度は活動停止などの危機に陥ることもあったけど、情報発信の大切さ・続けることの大切さを短い1年間で学ぶことができたと感じています。今後もこの経験をバネに、YouTubeの企画開発など様々な分野に挑戦し、今年以上に様々な人に自分たちの活動や防災の大切さなどを発信できたらいいなと思います。ー齋木

 

この一年間で僕は様々なことを学びました。もちろん、防災に関してもそうです。小学校で開いた防災教室では、小学生の防災意識を高めるとともに、その親御さんたちにも防災意識を高めてもらうことができました。地域が一団となって防災しようという気持ちに持っていくことができたと思うので、とてもやりがいがありました。三鷹市の防災訓練に参加した際も、現地の小学生と仲良くなることができました。それがきっかけでその子のクラスの子も、少しでも防災をしようという気持ちになれているのなら幸いです。しかし、僕はそれ以上に今年学んだことがあります。それは人とのつながりです。去年の今頃、東北に研修旅行で行き、たくさんの人と出会い、たくさんの生の声を聞くことができました。これはなかなかできない体験だったと思います。こうして今日(11/18)も女川町の高政さんのかまぼこや、マルキチ阿部商店さんの水産加工品を通じて女川町のことを八王子の人に知ってもらえました。今後も人とのつながりを意識しながら、多くの人が防災に馴染んでもらいたいと考えています。ー篠﨑

 

この一年間、リーダーを務めさせてもらっている飛川です。一年間、最高の仲間と共に、本当にたくさんのプロジェクトを進め、突っ走ってきたので、なんか3年くらい活動してるんじゃないかと思ってしまうほどです。この一年間で、僕が感じたのは、「人と人とのつながり」の大切さです。東北に取材に行ったり、女川物産展のお手伝いをさせていただいたり、防災教室などを行っていく中で、本当に大勢の方に出会い、協力していただき、応援していただいてここまで来ることができました。本当にありがとうございます。結成当初9人いたメンバーもいまでは5人。人数は少なくなっても、活動の幅を減らさないようがんばります。脱退したメンバーたちの意思も引き継ぎつつ。これからも、東北の魅力、震災のこわさ、防災の大切さを発信していくとともに、人脈も広げ、メンバーと協力しながら楽しく活動して、べりぃぐっと!の活動の幅を増やし、さらにぐっとなチームにしていきたいと思います。今後とも、ちーむべりぃぐっと!をよろしくお願い致します。-飛川

 

これからも、今まで以上に、誠心誠意活動していきます。今後とも、ちーむべりぃぐっと!をよろしくお願い致します。