ちーむべりぃぐっと!

〜あなたとわたし つなげるぐっと!〜 東北応援、防災喚起 などの活動を行なっている、東京都の工学院高校生のボランティアグループです

第2回 避難シュミレーションゲーム実施

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10月13日、八王子市の楢原小学校パパサンズ(親父の会)が企画する防災キャンプに参加させていただきました。

このキャンプは毎年行っているもので、防災訓練などをしたり、学校の校庭にテントを張ってキャンプをするというもので、希望する児童は誰でも参加することができます。

今回僕たちは、以前にも紹介した避難シュミレーションゲームをやらせていただきました。

この避難シュミレーションゲームは徳島県発の避難訓練で、足、手、目が不自由な人(設定)を3人含んだ5人で障害物のあるコースを制限時間内にゴールするというものです。

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今回は参加人数が150人を超え、前回よりもコースを短縮して行いました。

お手伝いなどに来ていた大人の方にも参加してもらい、学年がばらばらになるように5人チームを組んでもらいました。

さあ、順番にスタートです。

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たくさんの障害物の中を進みます。

それぞれ声を掛け合ったり手を引いたりしながら助け合って進んでいきます。

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今回の制限時間は2分でしたが、ほとんどのチームが2分以内にゴールすることが出来ました。

終了後話を聞いてみると、「目が見えない人が大変だった」とか、「思ったよりも難しかった」とか、「足が使えない人には肩を貸してあげれば早く避難が出来た」などの感想をもらえました。

また、「おもしろかったから、もう一度やりたい」という声が多く、楽しみながら防災をすることが重要だと改めて思いました。

この避難シュミレーションゲームを通して、ともに助け合って避難することの大切さ、難しさを感じていただけたようなのでよかったです。

避難シュミレーションゲームを実施しました!

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9月17日は、以前「防災教室 いのちをまもる」をやらせていただいた楢原小学校の、PTA防災会議に参加させていただきました。

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内容は主に、自助と共助の大切さ、そして、災害時にどの様に地域で連携していくか、ということです。東京都の水道局に勤めてらっしゃる保護者の方が企画し、進行してくさいました。

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私たちは、「避難シュミレーションゲーム」をやらせていただきました。

 この、「避難シュミレーションゲーム」は、徳島県発の、より災害時を意識した避難訓練です。5人1組をつくり、災害時の転倒物などを模した障害物の設置されたコースを進むという簡単なもの。しかし、5人のうち3人は、腕や足、目にけがを負ったという設定で避難してもらいます。制限時間もあり、オーバーをすれば火災によって避難が出来なくなったという設定で、避難失敗になります。そして、全ての判断はチームにゆだねられています。

こちらが今回作成したコース。椅子や、平均台などで仕切りを作り、跳び箱などの障害物を設置しました。

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まずは自分たちで点検。安全上のチェックです。

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健常者だけでまわると、1分ほどでした。

今回は、児童も参加してくれたので、大人と子供を混ぜたチームを作り、実践してもらいました。誰が怪我人役をやるのか、担当を決めていざスタート!

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みなさん協力し合って頑張っています。目の見えない人に「前に段差あるよ」とか、「右に曲がるよ」とか声を掛けて見たり、足を怪我している人には方を支えてあげたりと工夫をしています。

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一番難しいのは大きいマットと、台でできた段差らしくみなさん苦戦していました。

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健常者では1分で回れたコース。しかし、ハンディを背負った人が混ざると倍以上の時間がかかりました。

子供も大人もみんな脱出ゲーム感覚で楽しんでいただけたのでよかったです。そして、振り返りでは、「楽しかったのでまたやりたい」「目の見えない人を誘導するのが大変だった」「新しい発見が沢山あった」などの感想も聞こえました。まずは、こういった「楽しいアトラクション」をやってもらうことで防災を考えるきっかけになるのだと思います。

今回は、実験的な意味でやらせていただきましたが、次は来月楢原小学校で行われる「防災キャンプ」で本格的にやらせていただきますのでパワーアップさせていこうと思います。

この避難シュミレーションゲームは時間や場所の広さ対象者などによっていくらでも対応が可能です。楢原小学校以外の学校や自治体、イベントなどでもやらせていただければと考えています。お声掛けお待ちしております!

 

 

 

 

復幸の軌跡 英語版完成!

この度、女川町復興ドキュメンタリー「復幸の軌跡」の英語版、「The Way to Reconstruction」を作成し、YouTubeにアップしました。

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海外の人にも、東日本大震災を、女川町を知ってもらいたいと考え、英語字幕を付けて全てのテロップを英語に差し替えました。(ナレーションは日本語のままです)

この英語版の作成には、オーストラリア人で、この夏ホームステイをした際に(飛川が)お世話になった、ホストファザーの Mark Sinnott さん、そして英語の Rose 先生にお手伝いいただきました。ありがとうございました。

また、「女川町~復幸の軌跡~」が、再生回数1500回を突破しました。これからも、ほんの少しの力ですが女川町を世界に発信するお手伝いが出来たらと思っています。

たしかに、このムービーでは「表面的な女川町」しか描かれていません。女川町の方で、「良い部分ばかりしか描かれていない。これは本当の女川町ではない」と、思ってらっしゃる方もいると思います。ですが、まずは関心を持ってもらい、女川を訪れてもらうことが第一だと僕たちは思っています。そうした時に、あまり長くなく、なおかつ女川の魅力がわかるムービーが最適だという結論にいたりましたので、こういったムービーを作成しました。そしてそこで興味を持ってもらった方にもう一歩踏み込んでもらえればという風に思っています。ご了承いただければ幸いです。

「女川町~復幸の軌跡~」↓↓↓

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べりぃぐっと!Weather

みなさん、べりぃぐっと!Weather をご存知ですか?

べりぃぐっと!Weatherは、ちーむべりぃぐっと!が運営するTwitterの天気情報アカウントです。

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べりぃぐっと!Weatherでは、天気予報を始め、豪雨・落雷などの気象警報、台風情報、地震などの災害情報を随時Twitterに掲載しております。全ての情報は、様々な気象情報サイトを比較し、平均を出して使わせていただいています。

そして、べりいぐっと!Weatherの担当は、女川町~復幸の軌跡~の監督でもある齋木です。実は、べりぃぐっと!Weatherは、天気予報から警報に至るまで、手動で作成しています。暇さえあれば、気象情報サイトをパトロールし、警報などを見つければ、白地図や、画像編集ソフトなどを使い、即座にツイートする、という流れで行っております。 

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現在、自動化の導入を目指していて、プログラミングなどを行っている最中です。

そして、べりぃぐっと!Weatherが、モットーにしているのは「気象情報に思いを込める」ということです。べりぃぐっと!Weatherでは、豪雨災害や震災の際に、期間限定で被災地の天気、気象情報などを、詳しくお伝えしています。少しでも皆さんの役に立てればという思いで精一杯やっております。これからも、早く、正しく、わかりやすく、そして心のこもった気象情報を提供していきます。よろしければ、フォローお願いたします。

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コバルトーレ女川

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本日はメンバー2人で、女川町のサッカーチーム、コバルトーレ女川vs東京武蔵野シティFCの試合を観戦に行って参りました。コバルトーレは、今年からJFL昇格したチームです。

僕たちは、何度もTwitterなどで目にしてきたものの、実際に試合を観戦するのは初めてでした。

結果は、2-8と負けてしまったものの最後までボールを追いかける姿がとても印象に残りました。

そして、アウェイだというのに多くのサポーターの方がいらっしゃいました。その熱く、心のこもった応援は、ホームチームにも勝るほど。日本一の応援だと思います。

チームと地域が一体となり、サポーターと選手がすごく近く、感動しました。

また、機会があれば応援に行きたいと思います。

がんばれ!コバルトーレ!

 

 

活動停止のお知らせ

ちーむべりぃぐっと!は、8月4日〜28日までの期間活動を停止させていただきます。

僕たちの学校では、全員参加の海外研修 (ホームステイ@オーストラリア or 研修旅行@アメリカ) があり、日本にいないため活動ができないからです。

今回の活動停止では、べりぃぐっと!wether も停止する予定です。

帰国次第再開しますのでよろしくお願いします。

 

いつか君の花明かりには

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左から、星野、飛川、山崎監督、齋木、先生



昨日、三鷹市で開催された「防災啓発映画 いつか君の花明かりには」の上映会に、メンバー3人と、先生とで行ってまいりました。

この映画の監督をされている、山崎光さんと、Twitterで知り合い、今回この上映会を教えていただきました。ずっとお会いしたいと思っていた方だったので、お会いすることができて、すごくうれしかったです。

映画は本当に素晴らしく、この映画を観終わったころには、「防災は難しい、固い、やりたくない」と思っていた人でも、「防災をしたい」と思うようになります。防災の大切さが、押し付けられずとも、脅迫されずともわかる。映画はすごく温かく、観ていく中で自然と「大切な人のために防災をしよう」と思える。今までの、「東京で首都直下が起きればこのくらいの被害が出るから、防災をしろ」という押し付けではない、防災への全く新しいアプローチの仕方です。この作品に出合い、僕たちの意識も変わりました。これから小学校で「防災教室 いのちをまもる」を開催する中で、参考にしていこうと思いました。防災への意識が180度変わる映画です。是非、多くの小中学校で上映していただきたいと思います。

また、今回この上映会に参加しただけで、たくさんの防災に関心がある方、防災活動をしている方と出会い、お話しすることができました。この出会いを大切にしていきたいと思います。

 

いつか君の花明かりにはホームページはこちら↓↓

itsuhana.ifdef.jp