TVG 東北ふれあい旅 2019夏
8月20日から23日まで、べりぃぐっと!メンバーが東北の旅に出ました。
今回は旅の模様をご紹介します。
今回の旅は、取材と観光を目的としたもので、3泊4日で、宮城県石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市、岩手県陸前高田市をめぐる弾丸ツアーでした。
1日目
早朝、東北新幹線で仙台へ。
石巻で下車し、震災時に作成された壁新聞を展示している石巻ニューゼに足を運びました。突然だったものの、丁寧にご対応くださり、取材までさせてもらいました。
あいにくの天気ではありましたが、復興の様子を感じることができました。
2年ぶりの女川。懐かしいです。
まずは腹ごしらえ!
「マルキチ女川浜めし屋」にて、海鮮釜めしを頂きました。
やっぱり東北の海の幸は最高ですね。
その後、かの有名な「女川は流されたのではない」の詩の作者でもある、町役場の方からお話をうかがいました。
まだまだ取材は続きます。
今度は女川駅前の商店街シーパルピア女川の様々なお店でお話をうかがいました。
夜は女川温泉ゆぽっぽで疲れを癒しました。
女川の夜景、きれいですね~
2日目
この日も朝から取材です。
昨日に引き続き、駅前で取材。
全部で11のお店が取材を受けて下さいました。
その後、お魚いちばおかせい にて、名物女川丼をいただきました。
女川に来たらこれを食べないとね。
昼食後は、女川で、お試し移住や、起業応援などの活動をされている「アスヘノキボウ」を取材させていただきました。
夕飯は、最近オープンしたというラーメン屋さん「Yumewo Katare Onagawa」にて、超特盛の激うまラーメンをいただきました。
3日目
まず向かったのは、女川の高台にある仮設住宅。
野球場の中に建てられたもので、住居者はもうほとんどいなく、近いうちに取り壊されるそうです。野球場の中に住宅が建つ、不思議な光景です。
その後、気仙沼の元消防士で以前から親交のある、佐藤誠悦さんと女川で再会。
車で、一気に北上し、南三陸を目指します。
ここからの2日間は、佐藤さんが語り部ツアーを特別に企画して下さいました。
そして、なんと佐藤さん、今回で語りべ活動311回目だそう。ご縁を感じます。
まず到着したのは「南三陸サンサン商店街」震災後にできた商店街で30以上のお店が軒を連ねます。
奥には、震災遺構「旧南三陸防災庁舎」をのぞむことができます。
続いて向かったのは旧戸倉中学。
高台にある中学校でしたが、大津波は1階にまで到達し、現在は公民館になっています。
次に訪れたのは、「南三陸ホテル 観洋」断崖絶壁に立っているため眺めは最高です。
実はこのホテル、震災当時は避難所として機能していたといいます。
突然ではあったのですが、ホテルの伊藤俊さんが取材に応じて下さいました。
ホテルを後にし向かったのは小泉海岸。
ここは、佐藤さんの奥様の遺体発見現場です。
盛り土によって当時の姿はありませんが、佐藤さんはここで、祈り続けています。
次に到着したのは佐藤さんの田んぼ。
震災で大きな被害を受けましたが、復活させ、現在では様々なイベントもこの田んぼで開催しているそうです。
この日は、佐藤さんのお宅に泊めていただきました。
4日目
早いことに最終日。
まず向かったのは、岩井崎。津波によって竜の形になったという松の木を見ることができます。
津波で被災した高校がそのままの状態で保存されており、中を見学することができます。
校舎内は、がれきなど、一部を除き当時のまま。
ボロボロの壁や、床に散らばる教科書。生活の痕跡が感じられます。
3階には、津波によって運ばれた車が。
今まで、こういった震災当時の様子を生で見る機会がなかったため、すごく衝撃的でした。
そして、こちらは、津波によって積み重なった瓦礫の山。
車が数台に、建物の破片や船など、さまざまなものが校舎の間につみかさなっています。初めて生で感じた津波の恐ろしさに唖然としました。
次に訪れたのは大島。気仙沼の町を見渡すことができます。
本土と島を結ぶこの大橋も最近開通したばかりだそうです。
民泊による修学旅行の受け入れなどを行っている「マルゴト陸前高田」を取材させていただきました。
4日間の旅もあっという間。
最後は佐藤さんのお車で、くりこま高原駅まで送っていただきました。
佐藤さんには2日間、宿泊や食事、車での移動など本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
4日間は本当にあっという間でしたが、取材に観光にと、すごく充実した有意義な時間を過ごすことができました。ご協力くださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。
また、べりぃぐっと!では、今回の旅の取材をもとに多数のドキュメンタリーやPR映像を作成中です。YouTubeにて随時公開していきますのでよろしくお願いします。
また東北に行きたいなぁ。